自作PCを始める前に知っておくべき基礎知識

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自作PCを始める前に知っておくべき基礎知識

初めて自作PCに挑戦する方向けに、準備から組み立て、注意点までやさしくまとめました。失敗を減らして楽しく組めるようにポイントを押さえましょう。

1. 自作PCとは?なぜ作るのか

自作PCはパーツを自分で選んで組み立てるパソコンのことです。性能を自由にカスタマイズでき、コスパを追求したり、学習目的や趣味(ゲーム・動画編集・3D制作)で始める人が多いです。

2. 基本パーツと役割(これだけは覚える)

  • CPU(中央処理装置):計算と処理の中心。性能で体感が大きく変わる。
  • マザーボード(M/B):全パーツの接続と制御。ソケット・チップセットが重要。
  • メモリ(RAM):一時作業領域。容量と動作周波数が性能に影響。
  • GPU(グラフィックボード):映像処理を担当。ゲームや重い描画処理に必須。
  • ストレージ(SSD/HDD):データ保存。起動や読み書き速度はSSDが有利。
  • 電源ユニット(PSU):安定した電力供給が最重要。出力(W)と品質を重視。
  • ケース:パーツ収納。フォームファクタ(ATX, mATX, ITX)を確認。
  • CPUクーラー/ケースファン:冷却機構。静音性と冷却性能のバランスを考える。

3. 互換性で最も気をつけるポイント

  • CPUソケットとマザーボードのチップセットが合っているか確認する。
  • ケースのフォームファクタとマザーボードのサイズ(ATX/mATX/ITX)を合わせる。
  • GPUの長さやCPUクーラーの高さがケースに入るかチェック。
  • 電源容量(W)はGPUやCPUのTDPを考慮して余裕を持たせる(目安は+20〜30%)。
  • メモリの対応規格(DDR4/DDR5)がマザーボードと一致しているか確認。

4. 予算の立て方と目的別の目安

用途ごとのざっくり予算目安(パーツ合計、ディスプレイ・周辺除く):

  • ライト(ネット・動画・Office):約5〜8万円
  • 作業・クリエイティブ(写真編集等):約10〜20万円
  • ゲーム・動画編集・3D:20万円〜(高性能GPUやCPU次第で増加)

予算内で「どのパーツにお金をかけるか」を先に決めると選びやすいです(例:ゲームならGPU重視、動画編集ならCPUとメモリ重視)。

5. 必要な工具と作業環境

  • プラスドライバー(磁気ドライバーが便利)
  • 静電気対策(アースリストや金属に触れる)
  • 作業用の広い平面、明るい照明、部品を置くトレイ
  • 精密ピンセットや結束バンド(配線整理用)

6. 組み立ての基本手順(簡易)

  1. 電源を切った静かな場所で作業準備をする(静電気対策)。
  2. マザーボードにCPU、CPUクーラー、メモリを取り付ける(”テストベッド”として先に組む人も多い)。
  3. ケースにスペーサー(スタンドオフ)を取り付け、マザーボードを固定。
  4. 電源(PSU)をケースに取り付け、主要ケーブルを接続。
  5. ストレージ、GPUを取り付け、SATA/電源/PCIeケーブルを接続。
  6. ケースファン・フロントパネルの配線をまとめ、最終確認。
  7. 最初の起動(POST)でBIOSに入り、認識を確認。起動しない場合はケーブル類・メモリの差し込みを再確認。

7. 起動チェック(初回POSTでの確認事項)

  • CPU・メモリ・GPUが正しく認識されているか
  • ストレージがBIOSで表示されているか
  • CPU温度が異常に高くないか(初回は注意)
  • 電源の出力が安定しているか(電源ランプ・ファンの回転)

8. 安全・トラブル対処の基本

  • 強引にネジを締めない。ネジ山を潰すと最悪パーツを壊します。
  • POSTしない場合は最小構成(M/B+CPU+1枚のRAM+PSU+GPU(必要なら))で試して切り分ける。
  • 短絡(ショート)を避けるため、ケースと基板の間にスペーサーを必ず使う。
  • 配線はまとめてエアフローを妨げないようにする。

9. ソフト面の準備(OS・ドライバ)

  • OSインストール用USBを作成(Windowsなら公式のメディア作成ツールなど)
  • マザーボードのチップセット・LAN・オーディオドライバはメーカーサイトから最新を取得
  • GPUドライバはNVIDIA/AMD/Intelの公式から最新を入手

10. 失敗しないためのコツとおすすめの学び方

  • 最初は「目的(ゲーム/編集/学習)」を決め、必要スペックの優先順位を作る。
  • パーツは互換性を重視して選ぶ(マザーボードのCPUサポートリストを確認)。
  • 組み立て前にパーツの取扱説明書やメーカーの動画を一度目を通すと安心。
  • 失敗したら慌てず一つずつ切り分ける(電源・メモリ・GPUなど)。

チェックリスト(購入前・組み立て前に確認)

  • □ CPUとマザーボードのソケット互換を確認した
  • □ ケースにGPUやクーラーが入る寸法を確認した
  • □ 電源の容量が十分か(余裕を持たせた選定)
  • □ メモリ規格(DDR4/DDR5)を揃えた
  • □ 必要工具と静電気対策を用意した
  • □ OSインストールメディアを用意した

よくある質問(Q&A)

Q. 初心者でも組めますか?
A. はい。丁寧に手順を追えば組めます。最初は安価めのパーツで「練習」してもOKです。
Q. どのパーツにお金をかけるべき?
A. 用途次第ですが、ゲームならGPU、動画編集やレンダリングならCPUとメモリに投資するのが効率的です。
Q. 保証や故障対応は?
A. パーツごとに保証があります。自作はメーカーの一括保証はないため、個別パーツの保証内容を確認しておきましょう。

まとめ

自作PCは学びが多く、完成したときの達成感も大きい趣味です。まずは互換性を最優先に、無理のない予算で試してみてください。暁斗さんが「用途」や「予算」を教えてくれれば、具体的なパーツ構成の例(ライト/作業/ゲーミング向け)をすぐに作成しますよ。

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