パソコンの熱暴走を防ぐ方法

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パソコンの熱暴走を防ぐ方法

パソコンが熱くなって動作が遅くなったり、突然シャットダウンしたりする「熱暴走」は避けたいトラブルです。ここでは初心者でも実践しやすい対策から、やや高度なチューニングまでやさしくまとめました。暁斗さんでも今日から試せますよ。

熱暴走とは?まずは仕組みをざっくり理解

CPUやGPUは高負荷で動くと発熱します。内部温度が上がりすぎると安全のために自動で性能を落としたり(サーマルスロットリング)、最悪は強制シャットダウンして機器を守ります。熱暴走を防ぐには「発熱を抑える」「熱を効率よく外に出す」「ソフトで負荷を管理する」の3点が基本です。

まず今すぐできる「即効テク」

  • 再起動する:長時間の連続稼働で温度が上がっているとき、再起動で状態がリセットされます。
  • 負荷の高いアプリを終了:動画エンコードや重いゲーム、仮想マシンなどを一時停止・終了するだけで温度が下がります。
  • 通気の良い場所で使う:布団や膝の上はNG。平らで固い場所に置き、通気口を塞がないようにしましょう。
  • 外付け冷却(簡易)を使う:ノートなら冷却パッド、デスクトップならケース横を少し開ける(長期は推奨しません)などで一時的に冷やせます。

定期メンテナンスで根本対処

  • 内部のほこり掃除:排気口・ファン・フィン(ヒートシンク)にたまったほこりは熱をこもらせます。電源を切ってからエアダスターや柔らかいブラシで定期的に掃除しましょう(6ヶ月〜1年が目安、使用環境で変わります)。
  • ファンの状態確認・交換:ファンの回転が弱っていたり異音がする場合は交換を検討。デスクトップは容易、ノートはメーカー修理や分解が必要な場合あり。
  • サーマルグリス(放熱用グリス)の塗り直し:数年経つと劣化するため、冷却性能が落ちていると感じたら再塗布で大幅改善する場合があります。自信がなければ専門店へ。
  • エアフローを整える(デスクトップ):吸気ファンと排気ファンのバランス、ケーブルの結束で風の通り道を作ることが重要です。

設定でできる温度管理(ソフト面)

  • パワープランを省電力寄りにする:Windowsの電源設定やmacOSの省エネモードで消費電力を下げられます。
  • ファンコントロールを調整:メーカーアプリやBIOS/UEFIでファン回転のプロファイルを変更(静音⇄性能の切替)。
  • CPUのクロック/電圧を抑える(ダウンクロック/アンダーボルト):発熱と消費電力を下げる有効な方法。Intel XTUやThrottlestop、メーカーのユーティリティで安全に設定できますが、やや上級者向けです。
  • GPUのパワーリミットを下げる:ゲームで発熱する場合、GPU設定で消費電力を抑えると温度が下がり快適になります(ドライバやユーティリティで調整)。

温度監視と診断に使えるツール

まずは「どの部品が何度か」を把握しましょう。代表的なツール:

  • Windows:HWMonitor / HWiNFO / Core Temp
  • macOS:iStat Menus / Intel Power Gadget(Intel機)
  • Linux:sensors(lm-sensors) / psensor

目安として、CPUの持続負荷時の温度が85〜100℃を超えるなら要対策。GPUも同様に高温が続く場合は冷却改善や設定見直しを。

ケース別の対策(ノート vs デスクトップ)

ノートPC向け

  • 通気口を塞がない使い方を心がける(テーブルやラック使用)
  • 冷却パッドで底面の空気流入を助ける
  • 長時間高負荷なら電源接続を見直す(充電+高負荷は発熱が増える)
  • 分解清掃やサーマルグリス塗り直しはメーカー保証に注意

デスクトップ向け

  • ケース内のエアフロー設計(フロント吸気・リア排気)を最適化する
  • 高性能CPUなら空冷大型クーラーや簡易水冷の導入を検討
  • グラフィックボードのスペースと吸気を確保(大きなGPUは周囲を塞がない)
  • ホコリ対策フィルターの定期清掃

発熱源ごとの対処まとめ

  • CPUが高温:サーマルグリス再塗布、クーラーの強化、CPUの電圧/クロック調整、ケースのエアフロー改善。
  • GPUが高温:ケース内の冷却改善、GPUファンや冷却性能のチェック、GPUのパワーリミット調整。
  • ストレージ(SSD/HDD)が高温:放熱パッドやヒートシンクの追加、収納位置の変更で冷却。

安全に注意すべきポイント

  • 無理な分解や保証を無効にする行為は慎重に(メーカーの指示に従う)
  • ファンや電源を交換する際は静電気対策や電源オフを徹底する
  • サーマルグリスは適量で、過剰塗布は逆効果になることがある
  • アンダーボルトやクロック調整は安定性テスト(Prime95 / Cinebench / FurMarkのようなストレステスト)で確認すること

簡単チェックリスト(熱暴走対策の流れ)

  1. □ 温度を測ってどの部品が高温か確認した
  2. □ 今すぐ:負荷のあるアプリを終了・再起動して様子を見る
  3. □ 通気口周りをチェックしてほこりを掃除した
  4. □ ファンの動作・異音の有無を確認した
  5. □ パワープランやGPUの設定で消費電力を抑える設定に変更した
  6. □ 定期メンテナンス(分解清掃・サーマルグリス)を検討した

よくある質問(Q&A)

Q. CPU温度は何度までOK?
A. 一般に負荷時で80〜90℃を超えると長時間運用は避けたほうが良いです。メーカーやCPU世代で閾値は異なるので、製品仕様も確認しましょう。
Q. 冷却パッドは効果ある?
A. ノートの底面冷却や通気改善には効果があります。万能ではないので、根本対策(内部清掃・グリス塗り直し)と併用すると良いです。
Q. アンダーボルトは安全?
A. 多くの場合安全に発熱を抑えられますが、設定ミスで不安定になることもあるため、少しずつ変更して安定性テストを行うのが重要です。

まとめ

熱暴走を防ぐには「観察→即効対処→定期メンテ→必要ならハード強化」の順で進めるのが効率的です。まずは温度を測って原因(CPUかGPUか)を特定し、掃除や省電力設定など簡単な対処から始めましょう。必要ならサーマルグリスの再塗布やファン交換、冷却強化を検討してください。暁斗さんの機種(ノート/デスクトップ・モデル名)が分かれば、機種別に優先すべき対策を具体的にまとめてお渡しします。

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