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動画編集に強いPCスペックとは
動画編集を快適に行うには「何にお金をかけるべきか」が重要です。ここでは初心者〜プロ向けに、パーツごとの役割と推奨スペック、予算別の組み合わせ、購入前チェックリストをやさしくまとめました。暁斗さんが参考にしやすいように整理しています。
結論(先に答え)
動画編集で最も効く投資順は1. ストレージ(NVMe SSD) 2. メモリ(RAM) 3. CPU(コア数) 4. GPUです。用途(解像度/エンコード頻度/プレビュー重視など)により優先度は変わりますが、快適さを短期間で得るならNVMe SSDと16〜32GBのRAMが効果的です。
主要パーツ別に見る役割と推奨スペック
CPU(中央演算処理装置)
エンコードやレンダリング、タイムライン処理に影響。コア数・スレッド数が多いほど並列処理で有利。
- 推奨:動画編集なら6〜16コア(8〜16スレッド以上)が実用的。プロ用途は24コア以上も検討。
- 注意点:ソフト(Premiere Pro / DaVinci Resolve / Final Cut)の挙動によっては単コア性能も重要。
GPU(グラフィックスカード)
プレビュー・エフェクトのリアルタイム処理、GPUレンダラー(Resolveや一部プラグイン)で重要。CUDA/OptiX(NVIDIA)やOpenCL(AMD)対応で恩恵が出ます。
- 推奨:最低でも4〜8GB VRAM(軽めの編集)。本格編集なら8〜16GB以上のVRAMを推奨。
- メモ:GPUが強いとエフェクト適用・カラーグレーディング・デノイズが速くなります。
メモリ(RAM)
タイムライン上のクリップやエフェクト、同時に開くアプリ数に直結します。
- 推奨:16GBは最低ライン、プロや4K編集は32GB以上。大規模プロジェクトは64GBを検討。
- デュアル/クアッドチャネルで動作させると帯域が増え体感性能が向上します。
ストレージ(SSD / NVMe / HDD)
作業速度に最も影響するパーツの一つ。OS・アプリ・作業ファイルはNVMe SSDに置くと読み書きが高速になります。
- 推奨構成:OS/アプリ用NVMe(500GB以上)+作業用NVMe(1TB以上推奨)+アーカイブ用HDD(複数TB)
- 理由:高ビットレートの4K素材やプロジェクトファイルの読み書きで差が出ます。
電源・冷却・ケース
- 電源は品質重視(80 PLUS認証)で出力に余裕を持たせる(GPUや将来の増設を考え+20〜30%)。
- 冷却は長時間レンダリング時の性能維持に直結。良好なエアフロー/静音大型クーラーや簡易水冷を検討。
ディスプレイ
- 色補正のために色域(sRGB/Adobe RGB/Display P3)とカラーメーターでのキャリブレーション対応が重要。
- 作業効率向上のためデュアルモニタやウルトラワイドも検討。
用途別・解像度別の目安
- フルHD編集(YouTube 1080p):CPU 6コア、RAM 16GB、NVMe 500GB、GPU 4〜6GBで十分なことが多い。
- 4K編集(複数トラック・カラー作業):CPU 8〜12コア、RAM 32GB、作業用NVMe 1TB、GPU 8〜12GB推奨。
- プロ向け(RAW・8K・長尺/複数ストリーム):CPU 16コア以上、RAM 64GB、NVMe RAIDや複数ドライブ、ハイエンドGPU(16GB以上)を検討。
予算別のおすすめ構成(目安)
エントリ〜趣味(〜15万円)
- CPU:Core i5 / Ryzen 5 相当(6コア)
- RAM:16GB
- ストレージ:NVMe 500GB(OS+作業)+外付けHDD 2TB
- GPU:エントリ〜ミドル(4〜8GB)
- 用途:1080p中心の編集、短めのYouTube動画
中級(15〜35万円)
- CPU:Core i7 / Ryzen 7(8〜12コア)
- RAM:32GB
- ストレージ:1TB NVMe(作業)+2TB HDD(アーカイブ)
- GPU:ミドル〜ハイ(8〜12GB VRAM)
- 用途:4K編集、配信と編集の併用
ハイエンド/プロ(35万円〜)
- CPU:Ryzen 9 / Core i9(12〜24コア)
- RAM:64GB以上
- ストレージ:1TB NVMe ×2(RAIDや分離)+大型アーカイブHDD
- GPU:ハイエンド(16GB以上)
- 用途:8K/RAW、多トラック編集、大規模プロジェクト
ソフト別の注意点
- Adobe Premiere Pro:GPUアクセラレーション(CUDA / Mercury Engine)と高速ストレージの恩恵が大きい。
- DaVinci Resolve:GPUに強く、VRAMが重要。GPUレンダリングを多用するならGPU優先。
- Final Cut Pro(Mac):Apple Silicon(Mシリーズ)で高効率に動く。Macを選ぶのであればMシリーズの評価をチェック。
長く使うためのポイント・拡張性
- メモリやストレージが増設できる「余裕」を残しておく(特にデスクトップ)
- 電源容量に余裕を持たせ、将来のGPU追加やアップグレードを見越す
- 冷却とケーブル管理で長時間稼働に耐える構成にする
購入前チェックリスト(失敗を減らす)
- □ 作業する解像度(1080p/4K/8K)を決めた
- □ メモリは最低16GB、4Kなら32GBを目安に検討した
- □ NVMe SSDを作業ドライブにできるか確認した
- □ GPUのVRAM容量が編集ソフトの要件に合うか確認した
- □ 電源容量と冷却が十分か確認した
- □ モニタの色域(sRGB/Adobe RGB/Display P3)を確認した
よくある質問(Q&A)
- Q. 「GPUとCPU、どちらに先に投資すべき?」
- A. ソフトに依存します。Premiereではストレージ→RAM→CPU→GPUの順で恩恵を感じやすく、ResolveではGPU重視で考えるのが一般的です。まずは自分が使うソフトの推奨スペックを確認しましょう。
- Q. ノートPCでも動画編集はできますか?
- A. はい。軽めの編集ならハイパフォーマンスなノート(16GB以上、NVMe搭載)で十分です。重いレンダリングやアップグレード性を重視するならデスクトップが有利です。
- Q. まず手を付けるなら何を買えば効果が大きい?
- A. HDD使用ならまずNVMe SSD換装。次にメモリ増設。この2つで体感はかなり改善します。

