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パソコンの掃除とメンテナンス方法
パソコンを長く快適に使うための、初心者向けの掃除&メンテナンス手順をやさしくまとめました。ノートPC・デスクトップ別の注意点や頻度、使う道具、やってはいけないことまでわかりやすく解説します。
なぜ定期的な掃除が必要?
ほこりや汚れがたまると冷却効率が落ち、動作が遅くなったり、ファンがうるさくなったり、最悪は部品故障につながります。小さな手間を習慣にしておくだけで、寿命と快適さが大きく変わります。
用意する道具(基本セット)
- エアダスター(缶)または電動ブロワー(低圧のもの)
- 柔らかい毛のブラシ(小型の歯ブラシ可)
- マイクロファイバークロス(画面・外装用)
- イソプロピルアルコール(70%前後)+綿棒(画面には直接使わない)
- 精密ドライバー(分解が必要な場合)
- 静電気対策用アースバンド(あると安心)
注意:エアダスターを使うときは缶を逆さにしない、強力な圧で基板を痛めないようにすること。
頻度の目安
- 日常:外装やキーボードの拭き取りは週1回程度
- 定期:内部のほこり除去や排気口チェックは3〜6ヶ月に1回(環境による)
- 分解清掃やサーマルグリス塗り直し:2〜3年に1回(酷使する場合は早め)
まずは「準備と安全確認」
- 電源を切り、電源ケーブルと外部機器を外す。
- ノートPCはバッテリーが取り外せるタイプなら外す(外せない場合は電源オフで待つ)。
- 静電気対策を行う(金属に触って体の静電気を逃がす、アースリストを使う)。
ノートPCの掃除手順(おすすめの順)
- 外装の拭き掃除:マイクロファイバークロスで画面と外側をやさしく拭く。画面には直接洗剤をかけない。
- キーボードの清掃:ひっくり返して軽くたたき、エアダスターで隙間のゴミを飛ばす。頑固な汚れは綿棒に少量のイソプロピルアルコールを含ませて拭く。
- 排気口・通気口の掃除:エアダスターでほこりを外側から吹き飛ばす。缶は短く息を吹くように数回に分けて行う。
- 内部清掃(分解ができる場合):メーカーのマニュアルを確認し、ネジやパーツの位置を記録してから行う。メモリやSSD周りのほこりをブラシで払う。ファン周辺はエアダスターで慎重に。
- 最終チェック:組み立て後に起動してファン音・動作を確認。
注:保証期間内の場合、自己分解で保証が無効になることがあるので、まずはメーカー案内を確認してください。
デスクトップの掃除手順(おすすめの順)
- ケースを開ける:電源ケーブルを外し、静電気に注意して側板を取り外す。
- 大まかなほこり除去:エアダスターで電源やファンから中央方向へ(風が基板に直接当たらないように短く)吹き飛ばす。
- 細部の清掃:ブラシでファン・ヒートシンクのフィンの間のほこりをやさしく落とす。ケーブルの埃も取り除く。
- フィルター洗浄:ケースに付いている防塵フィルターがあれば取り外して水洗い(完全に乾燥させる)する。
- 再組み立てと動作確認:側板を戻し、起動してファンの回転や温度を確認。
サーマルグリス(放熱グリス)塗り直しの基礎
CPUやCPUクーラーを外した際に、古いサーマルグリスを除去して新しいグリスを薄く均一に塗ると冷却性能が回復します。作業はやや上級なので自信がない場合は専門店へ依頼しましょう。
ポイント:過剰塗布は逆効果。アルコールで旧グリスを完全に拭き取り、薄く均一に塗布すること。
掃除で「やってはいけない」こと
- エアダスターの缶を逆さにして噴射しない(冷却剤が噴出して部品が痛む)
- 強い液体(家庭用洗剤)で直接拭かない
- 通電状態で内部掃除をしない(感電・ショートの危険)
- ファンを無理に回さない(軸受けを傷める)
- 保証中の機器を勝手に分解して保証を無効にしない
掃除後の確認ポイント(動作チェック)
- 起動時の異音がないか
- CPU/GPU温度が適正範囲に収まっているか(負荷時チェック)
- ファン回転が安定しているか
- USB/外部ポートの動作に問題がないか
習慣化のコツと簡単チェックリスト
短時間でできるルーチンを作るのが長続きの秘訣です。まずは以下を習慣にしてみましょう。
- 週1回:外装とキーボードをサッと拭く
- 月1回:排気口まわりをエアダスターでチェック
- 3〜6ヶ月:内部のほこり確認・掃除(環境による)
- 年1回:専門店での分解清掃やグリス塗り直しを検討
チェックリスト:
- □ 電源OFFで掃除した
- □ ほこりを取り除いた(エアダスター・ブラシ)
- □ フィルターを洗浄した(必要なら)
- □ 起動後に動作と温度を確認した
よくある質問(Q&A)
- Q. ノートPCは自分で分解していいの?
- A. 機種によります。保証期間内はメーカーサポートを優先。分解する場合はマニュアルをよく読み、自己責任で行ってください。
- Q. エアダスターがないときは?
- A. 軽い汚れなら柔らかいブラシで丁寧に払う方法がありますが、内部の確実な除塵はやはりブロワーやエアダスターが便利です。
- Q. 掃除で温度がどれくらい下がる?
- A. 状況により様々ですが、ほこりが多い場合は数〜十度下がることもあります。特にファン周りやヒートシンクの掃除は効果が大きいです。

